日本福音ルーテル教会 宗教改革500年記念事業
推奨図書 第3弾『アウグスブルク信仰告白』を、2015年11月16日に出版します。
『アウグスブルク信仰告白』
フィリップ・メランヒトン著
ルター研究所訳
B6版 129ページ
定価 1,000円+税
発行 リトン
問い合わせ 電話045-433-5257(リトン)
以下、ルター研究所 鈴木浩所長よりのコメントです。
『アウグスブルク信仰告白』は、ルターの歳若い同僚、フィリップ・メランヒトンが執筆し、宗教改革を導入した諸侯や都市の代表の署名を付して、1530年アウグスブルクで開かれた神聖ローマ帝国国会で、皇帝カール5世に提出された信仰告白文書である。本書はその後、ルーテル教会のアイデンティティーを定める役目を果たしてきた。
本書は、2006年に復刻された『一致信条集』(教文館)に含まれているが、今回、単行本として出版される際に、訳文を改訂し、新たに解説を加えた。
この『アウグスブルク信仰告白』が、宗教改革500年を迎えるにあたって、宗教改革の歴史的意義と現代的意義を考える際の大きな刺激になってくれることを期待している。