2013年10月31日木曜日

ルター~ルーテル 本日は《Reformation-Day!》  単なる記念日でなく...

2013/10/31) 

マルティン・ルターによって幕が切って落とされた宗教改革運動は、ドイツのヴィッテンベルクという街で15171031日に始まった。そして今年は2013年。「宗教改革497年」を迎えることになる。記念の500周年に気持ちは向かう。 ・・・ そうはいっても、この時、今あっての500年なのだ。・・・改めて、考えさせられたのは、去る10/20 「ルター研究所・秋の講演会」を聞いたから。

 徳善義和先生は、講演の冒頭で、「宗教改革記念日」と「宗教改革日」の表現を指摘し、ドイツでは、「本日は、我々の改革の日」と理解して10/31を過ごす旨、紹介して下さった。

 単に昔の出来事を記念する日ではなく、私たちが、この日、改革者の精神を想い、志を立てる日と考えてみたい。そうなると、「故人の姿を求めず。故人の求めたるところを求める」となろうか。 Shirakawa

 
 ※本日19:00から、日本福音ルーテル市ヶ谷教会で「宗教改革記念日 合同礼拝」が行われると、案内が届いております。

2013年10月18日金曜日

スエーデンルーテル教会でも初の女性大監督(Archbishop)


スエーデンルーテル教会は1015日、アンティエ・ヤケレン監督を初の女性大監督に選出した。来年6月に正式に就任する予定。

選出の記者会見においてヤケレン次期大監督は特に宗教改革500年記念に言及し、先日発表されたルーテル=ローマ・カトリック共同文書『対立から交わりへ』が、宗教改革の理解に関して初めて両教会にとって共同の出発点となりうると語り、両教会の対話と出会いが深まり、今日の世界の状況の中でキリストの教会として共通の使命を果たしていく出発点になるであろうと、積極的な期待を述べた。