マルティン・ルターによって幕が切って落とされた宗教改革運動は、ドイツのヴィッテンベルクという街で1517年10月31日に始まった。そして今年は2013年。「宗教改革497年」を迎えることになる。記念の500周年に気持ちは向かう。 ・・・ そうはいっても、この時、今あっての500年なのだ。・・・改めて、考えさせられたのは、去る10/20 「ルター研究所・秋の講演会」を聞いたから。
徳善義和先生は、講演の冒頭で、「宗教改革記念日」と「宗教改革日」の表現を指摘し、ドイツでは、「本日は、我々の改革の日」と理解して10/31を過ごす旨、紹介して下さった。
単に昔の出来事を記念する日ではなく、私たちが、この日、改革者の精神を想い、志を立てる日と考えてみたい。そうなると、「故人の姿を求めず。故人の求めたるところを求める」となろうか。 (Shirakawa)
※本日19:00から、日本福音ルーテル市ヶ谷教会で「宗教改革記念日 合同礼拝」が行われると、案内が届いております。
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